本格的ボイストレーニングで高音もミックスボイスで楽に歌える!

 1. ミックスボイスを解明する4つのQ&A

Q 1.1 正しいミックスボイスとは?

流れる五線譜ミックスボイスとは、あなたの地声とウラ声の間に存在する声域の声です。声質もやはり地声とウラ声の中間的な特徴を持つのでミドルボイスとも呼ばれています。声帯の運動としては実はウラ声に近いので、ウラ声を練習すると良いと言われてますが、ただ普通にウラ声を練習してもミックスボイスは出ません。

大雑把に言うと、ウラ声にはファルセットとヘッドボイスという二種類の声があります。ファルセットは練習しても声は発展しませんが、ヘッドボイスは上手に練習すれば声そのものが発達し、ミックスボイスに向けても大きく進歩します。

音階を上がる時に、地声からコロッとウラ声に切り替わる場合はまずファルセットに入っています。同様に音階を上がり、音質の極端な変化を感じずに地声からウラ声までつながった時はヘッドボイスに入っています。同じウラ声でもヘッドボイスはちょっとタイトな感じな音質です。

声域全体がゆるいウラ声傾向の人もいて、低音からタイトな地声でスタートを切っていない場合もあります。女性では決して珍しくないパターンです。その場合は、低音から切り替えなしに上がれてもその時の高音はファルセットになります。

地声から切り替え無しにヘッドボイスに到達した時、地声とヘッドボイスの橋渡しをしているのがミックスボイスです。もしもミックスボイスの橋渡しが上手くいかなくても、練習を続けていれば、ウラ声の音域ではヘッドボイスが発達していきます。多くの場合、ミックスボイスに先がけてヘッドボイスの音質が先に定着します。

男性は地声のまま高音域まで張り上げる人が多いので、橋渡しでミックスボイスが出現してくれるように(この橋渡しの音域をブリッジと呼びます)ブリッジより低い地声域から、段々と伸びやかに軽やかにして行くのが理想です。もちろん女性も、しっかり地声からスタート出来る人は同じ作業が必要です。ブリッジについては次の「Q1.2 どの高さからミックスボイスに入れば良いですか?」でもう少し詳しく説明します。腹筋に力を入れて息の圧力で高音を出すと地声を張り上げてしまいます。ご注意下さい。そこには余裕もなければ、自由な表現もありません。

ミックスボイスの時の声帯の動きや、ミックスボイスについてもっと知りたい方は本当のミックスボイスのページもご覧下さい。

このQ&A1の質問でも、続いてミックスボイスについて解説をして行きます。ファルセットとヘッドボイスの違いについてよく知りたい方はそれぞれの声帯の運動を図解したQ1.4もご覧下さい。

Q 1.2 どの高さからミックスボイスに入れば良いですか?

一般的には、ミックスボイスの入り目は、平均的な男声でミドルCの上のE♭辺り、平均的な女声でその上のB♭辺りと言われています。地声からミックスボイスへの切り替えは、世界的に見ても歌唱の重要ポイントであり、各国それぞれに呼び名があります。最も一般的な呼び方はブリッジで、日本では喚声点と呼ぶ事もあります。男声でも女声でも、低めの音域を持った人がいて彼等の喚声点は一般的なそれより低いです。

鍵盤上に示された各声種のブリッジの高さ

Q1.1 でも触れていますが、喚声点までただボーっと過ごすのでなく、地声の音域内から喚声点に向けて「伸びやかに・軽やか」にしていくのが理想です。ただし。軽くなる事で弱くならないようご注意下さい。

正確には何故軽くなるのかと言えば小さくなるからです。小さくなるのは、声量ではなく声のサイズそのものです。小さなサイズの声です。もしもイメージ出来ましたら喚声点の手前3つ目くらいからサイズを小さくしてみて下さい。響きが浅いと無理な作業です。豊かな、深い響きを持つ事が前提です。リップロール本当のミックスボイスのページに詳しい手順を解説してあります)を上手に練習するとそれが得られます。

ミックスボイスについてもっと知りたい方も本当のミックスボイスのページを併せてご覧下さい。

Q 1.3 ミックスボイスはどんな音階で練習しますか?

特に指定はありません。レッスンでも声の様子を見ながら臨機応変に対処しています。自分で練習する時も、よくあるような音階パターンで構いません。

最低音が地声、最高音がヘッドボイスになるよう音階やキーの高さを設定し、失敗の少ない経過音としてミックスボイスを育成すると効率的です。例えばテノールの男性がドミソドソミドで1オクターブを上下行するなら、キーをAなどに設定して、声の組合せを「地声A、地声C♯、ミックスボイスE、ヘッドボイスA」にすると良いです。

一般的なソプラノの女性が同様に「地声、地声、ミックスボイス、ヘッドボイス」の組合せで練習をするなら、E♭辺りのキーを中心に練習することを勧めます。

【キーE♭でドミソドソミド】

キーEフラットでドミソドソミドの五線譜

出来れば一つのキーだけでなく幅広く練習し、いろいろな組合せを体験してみて下さい。音階パターンもいろいろ試してみて下さい。

ミックスボイスについてもっと知りたい方は本当のミックスボイスのページもご覧下さい。

Q 1.4 ミックスボイスにヘッドボイス・・・声の種類がよく分かりません

では次の四種類の声について説明しましょう。他にもボーカルフライ、ホイッスルボイスなど、変則的な発声がありますが、使う頻度はごくまれなので省略します。

地声・・・・・・・・声帯はタイトに閉じる。話す時の声と基本的に同じ。

ミックスボイス・・・地声とウラ声の中間の声。ミドルボイスとも呼ばれる。

ヘッドボイス・・・・いわゆるウラ声だがシャープな質感。声帯はタイトに閉じる。

ファルセット・・・・これもウラ声だがピントは甘く優しい声。声帯の閉じ方はゆるめ。

これらの声質を分けているのは主にレンジ(声帯が振動する部分の長さ)です。短い方が楽に振動数を上げられます。つまり高音域が歌いやすいという事です。下の声帯図をご覧下さい。地声では前後に伸びた声帯の全長が振動し、ミックスボイスでは約3分の1だけが振動。ヘッドボイスではホンの一部の隙間だけに空気が通り振動します。振動しない部分は完全に閉じて空気を通しません。この動きは「ショートニング」あるいは「声帯の削減」と呼ばれています。ヘッドボイスのデモ音声はQ1.1で聴けます。

ファルセットの振動レンジは地声と同じく全長ですが、声帯が薄い事(声帯の厚さは生理的にコントロールされており、地声では厚くなる)と閉じ加減がゆるい事でフワリとした高音になります。表現の一つとして有効ですが、ヘッドボイスを習得した上でウラ声のバリエーションとして使いたい所です。

ヘッドボイスやミックスボイスに見られるショートニングは、ボーカルの最も重要なテクニックです。閉じ加減をゆるめるのではなく、しっかり閉じたうえで声帯を短く使い高い声を出すため、強くタイトな発声で高音域を歌えます(もちろん怒鳴り声ではない)。喉がリラックスしたまま高音域を強く歌える声は多くの歌手が望む宝物です。喉に負担をかけずに、高音域に強い声を持つ事は感情の解放をも促進するので、ミックスボイスの獲得は声優・俳優の方にもお勧めします。

【声帯を上から見る(上=本人にとっての前、下=後ろ)】

声帯を上から見た図

一般的な声帯図や写真は医学的な資料からの引用が多く、声帯の向きがドクター目線で記されています(患者と向き合う形)。ここでは図を見た本人が自分の声帯としてイメージしやすいよう、図の上が声帯の主にとっての前(喉ぼとけ側)、下が後ろ(背中側)となるよう表記しています。声帯の開閉は後ろで行われます。水平方向からの声帯を見たい方は本当のミックスボイスで断面図のイラストを参照下さい。

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あなたが伸びない理由

一生懸命練習しているのに上達しないと言う不条理に悩んでいる方は、ヒント満載のQ&Aページをご参照下さい。
Q&A 2.1「練習してるのになぜ上手くならないの?」が特にお勧めです。

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