本格ボイストレーニングでミックスボイスも自在に

Q 2.04 高音を歌うとキンキンしたうるさい声になってしまいます

キンキン声の原因

キンキン声に悩む女性高音がキンキン声になる主な原因は、喉頭が高い事(喉頭=喉ぼとけ。詳しくはQ&A 4.4参照)です。喉頭が高くなる原因は、本来ミックスボイスで歌うべき高さを地声で歌おうとする事です。地声では無理な高さまで歌うと、ピッチ(音の高さ)の上昇と共に、喉頭も上がってしまいます。

喉頭の高い状態で歌い続けると、他にも色々な問題が複数派生します。自覚のあるないに関わらず、呼吸や共鳴の面には大きな影響があるはずです。解決にも複数の練習メニューが必要となるでしょう。

引き上げ筋 vs 引き下げ筋

喉頭を引き上げる筋肉群に対抗すべく、喉頭を引き下げる筋肉群を鍛えるのもその一つですが、一番大切なのは喉頭の上昇に真っ向勝負を挑み、力ずくでその綱引き合戦に勝つ事ではありません。その勝負に勝ったとしても、あなたの喉の中でそのような対決が起こるのはあまり快適な状態とは言えません。喉頭が上がるのを抑える一番の方法は、上がりたがる原因を取り除く事です。

そもそも、高音を歌うと喉頭が上がりたがるのは何故でしょう?

それは「高い声を出そう」というあなたの思考を受け取った声帯が、ミックスボイスやヘッドボイスという正しい高音の発声技術を知らないため、地声の形態のままで無理に高い声を出そうとするからです。

地声が担当する音域は、皆さんご存知のように本来は低音です。図の上のように、左右から厚みのある声帯が寄り添う事で振動部(合わさる部分)に重みを持たせ、低い振動数を出しています。

低音の厚い声帯と高音の薄い声帯

高い声の練習方法

高い声は声帯の振動数が高い事で生み出されます。しかし、重い声帯では高い振動数を出すのに無理があります。喉頭を上げて喉を締め付け、声帯が強く緊張したキンキン声を出すくらいしか方法がありません。

高い振動数を出すのに理想的な声帯の状態は、図の下の声帯のように薄く寄り添う事です。

自分の意志で声帯を薄くするのはまず無理なので、高音を出す正攻法は、出した声を聴きながら声帯が前後に伸びた音を確認し、その声を何度も練習する事です。自己流では難しい作業です。

シンニング

形ある物は何でもそうですが、例えば餅のように、声帯も伸ばすと薄くなります。この技術をシンニングと呼びます。声帯を薄くするためには理にかなった工程ですが、これがなかなかスムースに行かない人が多いです。自己流は勿論、平均的なトレーナーのレッスンでは確認が難しいでしょう。

地声の音域内でも高めの音にはシンニングが必要です。更に、ミックスボイス(=ミドルボイス)以降の高音域ではまた別の声帯テクニックを併用する事が必要になります。声帯テクニックの詳細はQ 1.4 ミックスボイスにヘッドボイス・・・声の種類がよく分かりませんなどでご覧頂けます。

声帯が正しいテクニックを覚えれば喉頭の高さも安定し、高い声は落ち着いた音質で発声出来ます。

お腹から強く吐いた擬似ミドルボイス

high A位になると、怒鳴って出していても声質は薄くなるので「あ、声が変わった。やった。これミドルボイスかも!」と勘違いしてしまう人は多いです(男声)。中にはそれを機に自称トレーナーに転ずる人もいます。

地声から一気にジャンプする高音は、息を強く吐いて一気に出しやすいため、こうした擬似ミドルボイスに飛び込んでしまう確率が高いのです。

あなたに必要な練習は、地声のシンニング、ミックスボイスという2つの目標を見据えた3、4個のメニューとなるでしょう。これらのメニューはあなたの声の状態によって慎重に選ばれるべきです。ミックスボイスについて知りたい方はミックスボイスとはのページもご覧下さい。

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